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中日ドラゴンズの大野雄大投手と勝利後のハイタッチ
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松坂大輔投手、キャンプ離脱、開幕一軍絶望のようです。

今後は名古屋に戻ってリハビリやトレーニングを行う予定とのこと。もともと肩の故障でここ数年苦しんで、やっとのことで昨年のカムバック賞。このタイミングで残念すぎるアクシデントです。

復帰の目処は当然今の段階では立っていませんが、与田監督は焦らせないとおっしゃっていますので、ファンもゆっくりと怪物の再復活を待ちたいと思います。

平成の怪物は平成が終わるまでにもう登板できないかもしれません。残念です。

今年のゴールデンウイークは改元と重なることもあり空前の長期休暇となりますが、球団や親会社が営業利益に目がくらんで松坂投手の復帰を無理に急かすようなことのないようにしてもらいたいものです。なにより、このまま引退などということは絶対にあってはいけません。

誰が、何が、どう、悪かったのか

今回の件についてはいろいろな方向からいろいろな視点でいろいろな人が批判されています。

まずは当然腕を引っ張ったファン。というかファンなのかすらそもそもわかりませんが。これは批判されて然るべきでしょう。暴行です。事実怪我をしています。ファン心理やら集団心理やら言ったところで始まりません。

松坂投手の右腕は億単位の経済効果を産む打出の小槌ではありますが、この際それは置いておきましょう。それよりも、相手が有名人であろうとなかろうと、面識のない人間の右腕を許可もなく引っ張るという発想も経験も私にはないので理解できません。多くの人もそうではないでしょうか。一度、振り返ってみてください。多分ないから、そんな経験。普通の人は。

つまり、この人はおかしい人なのです。
そんな人はいくらでもいる、自分も経験がある、と思った人。自覚してください。あなたはおかしな人です。

人の腕を引っ張ったことは私もあります。でも、知人です。相手のことを知っていて、相手も私のことを知っている場合です。もしも、知らない人の腕を引っ張らないといけない事態に陥ってしまった場合、その人の腕を引っ張らないとこれから先、一生鶏のから揚げが食べられなくなってしまうようなことになった場合、引っ張ります。許可をもらって。「お願いします。腕を引っ張らせてください」つって。

そして、一方の被害者(あえてこの言い方をしますが)側の球団と松坂投手本人。

ともに反省すべきはそこまでの状況を予測して対策ができなかった点でしょう。
まさか、そこまでのことになると思っていなかったと言えばそれまでですが、ではどこまでだったら予測していたのか。

もみくちゃにされる中日ドラゴンズの松坂大輔投手
注:今回のアクシデントとこの写真は直接関係ないようで

この写真をみれば、いかに現場が混乱状態であったかが手に取るようにわかります。おそらく選手とファンを仕切っていたであろう虎縞のポールがなぎ倒されています。松坂投手の後ろに2名ほど警備員らしき人が見えますが、全然ガードできていない。そもそもガードする側が対象者より小さいってどういうことでしょう。
若い頃、短期で警備員のアルバイトをしたことがあります。雑踏警備でしたが、わずか1時間ほどの研修後、ほとんどなんの説明もされないまま現場に放り出されました。しかも研修といっても警備開始前に関係者の前で行うデモンストレーションのようなものを練習させられただけ。肝心の警備の研修はほぼ0だった。ある年のある場所の酉の市での警備でした。

警備員の多くはアルバイトであることは知っているし、そうしないと人員確保もままならないのは理解しているが、適度ということがある。私など取材もしないで流れてくる雑多の情報だけを取捨選択しているブロガーなので真実はわからないが、もし、そういった経験不足の警備員であったのなら、また、そんな人員を配置させてしまうような警備会社であったのならそれは、球団の準備不足である。もともと、今年のキャンプは根尾選手の入団もあって例年以上に、いやとても比較にならなりくらいに観客が増えていたと連日報道されている。十分に事故を予感させるだけの素地はあったのだ。

松坂大輔投手本人も、相当に責任を感じているとのこと。もちろん、最大の被害者ではあるのだけれど、やはり、これも予測できなかったことではない。前述の警備員の件で言えば、彼ほどのスタープレイヤーであれば専任のSPをつけることだって出来たであろうに。それをしなかったのは、そこまで酷いことはおこらないと思っていたのか、球団を信用していたのか、はたまたチームメイトに遠慮していたのかは知りませんが。

最悪を想定しない対策に意味はない

とある業種で事故予防対策に従事していた時期があります。その頃の経験で十分にわかっているのは、ほとんどの人は何かが起こるまではそのことを想定すらしない。発想がないのではない。自分の身には起こらないと思っている。それが起こりうることは理解していても、自分の身には降りかからないと思っている。別に固く信じているというわけでもない。要は軽んじている。

法律で、「人を殺してはいけません」「人の物をとってはいけません」というのがあります。ほとんどの人がそんなことはわかっているのにわざわざそんなルールがあるのは、それがわからない人、やってしまう人がいるからです。残念なことですが、ルールとは、一番レベルの低い人に合わせて作らなければならないのです。

こういった事故予防も、考えうる最大の観客数と、その全ての観客のマナーが最悪であった場合を想定して、費用などの面でも実施できるかどうかはさておいても、最低限想定して準備しなければならなかった。警備体制に不安があるのなら、すっぱりサイン会を含めてファンとの交流を中止すべきだったと思います。

もう、起こってしまったことはしょうがないので、これからです。第2第3の被害者がでないように。

ということで、ナゴヤドームの勝利後の観客とのハイタッチ、やめませんか?

ずーーーーーーっと、不安で見てるのですが。

今回のことが起こる前から、始まった頃から、誰か掴んだり引っ張ったりしないか心配で心配でしょうがないです。そう感じてる人いませんか?

あれ、怖いですよね。

選手の皆さん、納得してるのですかね。

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