練習用のボンバーマン

ボンバーマンプラモデル with ゆるぺん
ダイエット120kg→65kg 39%→13% 目標達成

まずはこちらのしょぼいCG。

ボンバーマンフィギュアのCG made by shade3d

これはもういつだったかも覚えていないくらい前、たぶん20年近く前、3DCGを趣味で始めたばかりの頃に作ってみたものです。

手元にあったボンバーマンのキーホルダーの形が単純で練習にちょうど良かったので参考にしました。

使ったソフトはたしか「Shade 3D」です。バージョンは覚えていませんが、1とか2とかせいぜい3とか、最初の頃のだったと思います。

当時はBlenderなんてありませんから、庶民でも手が届くような、ホビーユースの3DCGソフトはほぼこのShade一択だったと記憶しています。

ところがこのShade、ポリゴンベースではなく「自由曲線」というかなり独特なCGの作り方をするソフトで、当時そもそもいわゆる「普通」の作り方すら知らない状態で始めた人間にとってもとても敷居が高く、商品の紹介時に見せられる美麗な女性のCGに憧れて始めたものの、夢半ばで心が折れていく人がそれはそれは大勢いたのです。

かくいう私もその一人。ちょっと触っては挫折を繰り返し。

後にBlenderと出会って「普通」の3DCGの作り方を覚えるまでそれはずっと続きました。

上のCGも四苦八苦しながらこんなものでも3日くらいかけて作っていた覚えがあります。

今更なんでそんなものを人様にお見せするのかというと、Blenderを使い始めて慣れてきた頃に上の画像を見つけて、同じものをBlenderで作ってみようかなと思って作ったCGがあるのです。

上の作品からほぼ20年の歳月、ソフトもハードも猛烈に進化しています。私の人生もまあ色々ありました。それはいいか。

で、Blenderで結果的に30分ほどで出来たのがこちらです。

ボンバーマンフィギュアのCG made by blender3d

ね、いいたいことがわかりましたでしょ。

上が3日間。下が30分。

もちろん私の慣れもありますが、技術の進歩とBlenderの底力を表すのには絶好の画像比較だと思います。

このCGは本当に最低限の形の組み合わせで出来ている単純なものです。CGを全くかじったことのない方用に分解してみます。

ボンバーマンCG解体

これをブロックのように組み合わせてから色を塗ったのが上のボンバーマンだと思ってください。

Blenderの初心者用チュートリアルというとドーナツが有名で、「Blender ドーナツ」で画像検索すると山のようなBlender製ドーナツを見ることができますが、はじめの一歩はドーナツよりボンバーマンの方が個人的にはおすすめです。なぜなら本当に簡単だから。

Shadeで3日間も何していたんだろうという話です。いや、Shadeも用途によっては大変素晴らしいソフトですよ。

上のやつの色違いも作ってみました。今回ついでに本来のキーチェーンもちゃんとつけてみました。キーチェーンのモデリングはカーブや配列という機能を使っています。そんなに難しいことではありません。

今回の記事投稿で部品の解体までしてみたので、さらに進めてこんなのを作ってみました。

ボンバーマンプラモデル with ゆるぺん

もしもこれがプラモデルだったらというCGです。実は1箇所ミスってますが、直さないままです。気づきますか?答えは内緒です。

箱、ランナー、ニッパーや接着剤なども作ってみました。どうですか。

簡単ですよ、Blender。無料だし。富裕層の方は寄付してあげてね。

※※ボンバーマン・タミヤの商品を参考にしたものを画像で使用しています。画像のダウンロードを制限はしませんが、そのご利用の際は、商標、著作権等に十分留意してご使用ください。