暑さ寒さの感覚が全く変わる
多分それはダイエットの経験者でなくても容易に想像できるでしょう。
暑さに強く、寒さに弱くなりました。
総重量50kgです。もちろん減った分の全てが脂肪ではありません。
私の場合、減量前の120kgのときの体脂肪率が39%。つまり、重量でおよそ47kgです。
ダイエット後を体重70kg体脂肪率15%で計算すると重量がおよそ11kg。
実に36kgもの脂肪が身体から削げ落ちています。
皮下脂肪と内臓脂肪の比率はわかりませんが、仮に半分づつだとしても18kg。
体の周りにまとった18kg分の脂肪の層がなくなりました。
防寒性能がものすごく低下した
そんなものがあるのかどうかは知りませんが18kgの防寒具を想像してください。それを引っ剥がされた状態です。体感温度は全然違います。
今まではおでぶさんのステレオタイプよろしく、真冬でもTシャツ短パンでも少なくとも室内では平気だったのですが、今は着込まないと生きていられません。
減量幅が40kgを超えた2020年冬、私はとうとう生まれてはじめてタイツを履くようになりました。ももひきじゃありませんよ、タイツ。
それに、これはダイエットの副作用でしょうか、手足がやたら冷えます。
そのせいで室内でも手袋をすることも多いため、この冬はPCでの作業がとてもやりづらかったです。
この点は、唯一と言ってもいいダイエットのデメリットではないでしょうか。
夏は今までよりも耐性がついた
逆に、暑さに対する耐性がUPしました。当然でしょう。
上記の全く反対です。
余計な防寒具がない状態ですので、無駄な体温を身体に貯めこまなくなります。
昨今の気象状況は、真夏は流石に暑いことは暑いわけですが、以前に比べるととんでもなく過ごしやすいです。
私の作業部屋は温度がこもりやすく、7月~8月にかけて40度を軽く超えていきます。そのため、エアコンをつけていても中々30度以下に部屋が冷えないことも多いのですが、扇風機なんかを併用することで何とか過ごせます。
また、暑い中外で活動するときも、以前と比べて断然活動時間を長く取れるようになりました。むしろ危ないので程々にしないといけませんが。
ホット飲料を飲む頻度が増えました
関連して、口にするものもかなり変わりました。
一番大きな変化は、ホットコーヒーを飲むようになったことでしょうか。
コーヒーに限らず、温かい飲み物を飲む機会が増えています。
理由はもちろん、以前よりも体感温度が低いからです。
身体を温める目的があるのはもちろんですが、嗜好性自体も冷たいもの中心だったものが温かいものも好むように変化しています。
太っていたときは、1年中冷たい飲み物です。冬もアイスコーヒー。
ホットコーヒーを飲むことなど1年に2~3度あるかどうか。今では毎日ホットコーヒーです。
それ以外にも、今まではほとんどシャワーで済ませていたバスタイムですが、しっかりと湯船に浸かるようになりました。
トレーニングのあとなどはそれこそ30分くらい湯船でのんびりしています。
うっかり眠ってしまうこともありました。
これも体感温度が下がったことによるものでしょう。
結局、夏と冬でトレードオフの関係になっているので、これはメリットなのかデメリットなのか微妙なところではありますが、これから温暖化が猛暑化が激しくなることを考えると、きっとメリットのほうが大きいのでしょうね。
めでたしめでたし。