ダイエッターの皆さん、立ちくらみしませんか?

めまいでふらつくぺんぎんさん

糖質制限中をすると立ちくらみがひどいですがどうしましょう

197日目 89.7kg -30.3kg

今日のお昼は冷凍のエビマヨをレンチンしたものとサラダ。サラダはレタス・キャベツ・玉ねぎとかもろもろ入ったオーソドックスなものです。

ドレッシングは低脂質・低カロリーの商品を選んで使用しています。今はもっぱらキューピーの「エル・ドレッシング」シリーズです。

長くダイエットを続けていると、体調に異変を生じることがあります。

特に極端な糖質制限を続けていると、立ちくらみやめまいを感じることがあります。糖質制限ダイエット大流行中の昨今ですが、これについてはメディアなんかでもあまり触れられていません。

ネットで検索したりすると、この問題に直面している人がかなり多いのはわかるのですが、ダイエットを煽るテレビなんかでは全然触れていませんね。どうなんでしょう。

私も今回のダイエットを始めてから2ヶ月を過ぎた頃、立ちくらみを感じるようになりました。

原因については、要するに栄養不足なわけですが、はっきりと「これ」というものはいろいろ調べてもわかりません。対処方法も特に決め手はないように感じます。

実は30代の頃、やはり大きなダイエットをして、3ヶ月で15kg程体重を落としたことがあります。

その時は、今以上の糖質制限。いわゆる完全シャットアウト。糖質を完全に抜いたのですが、このときの終盤の目眩立ちくらみもひどかったです。

立ち上がるたびにフラフラっとしていました。

それに比べると今回はかなりマシですが、やはり襲ってきました、たちくらみ。

そこで、かかりつけのお医者さんに相談したところ、実に単純なアドバイスをいただきました。

つまり、「もうちょっと炭水化物をとってはどうか?」ということでした。

1日におにぎり1つ分程度。このくらいを毎日の食事に加えてくださいとのことでした。

今回のダイエットはもともと長期戦のつもりでしたので、この頃からはそれまで以上に食事内容についてはあまり極端に制限しなくなりました。

もちろん、量的な部分の制限は続けているのですが、その内容、「〇〇は絶対に食べない」というような偏った制限はしないようにしています。

基本的には「ご飯」「パン」「麺」といった、いわゆる「主食」は基本的には取らないようにしていましたが、おかずに含まれる炭水化物についてはそれほど意識しないようにしています。

食べすぎないように『量』の部分で気をつけていれば、炭水化物、糖質をそれほど過剰に摂取してしまうようなことにはならないからです。

むしろ、糖質さえとらなければ何をいくら食べても大丈夫などと思っていると、必要な栄養が欠けている割りには体重が全然減らないなどということになりがちです。

やはりある程度バランス良く、「たんぱく質」「糖質」「脂質」の3点、いわゆる「PFCバランス」と言われるものを意識して食事をするのが、最も効果的に痩せられて、なおかつ健康でいられます。

これ以降は以前ほど立ちくらみがすることはなくなりました。

そういえば、上述の先生に話を伺った帰り道。コンビニでシュークリーム一つ買って帰りました。

極端すぎるんですが、あまりに立ちくらみがきつかったんで早く治るかなと思ったりして・・・。
でもね、食べたらあんまり美味しいと思わなかったんです。あんなに甘い物大好きだったのに。

たしかその時点で80日超、-20kgはいってましたので、すでに体が変わってきてたのでしょう。おかげでそのままずるずるいかずにすみました。

ともあれ、ダイエットを長く続けてるにあたって、体調の変化には気をつけたほうが良いでしょう。

結果を追い求めるあまり体を壊してしまってはいけません。

また、そのようなダイエットにはおそらくですが、恐怖のリバウンドが待っています。

私の場合は、たまたまかかりつけのお医者さんの専門が生活習慣病や糖尿・腎臓病であったため、(というか、だからこそその医院に通う羽目になっているわけですが)定期的に体の状態をチェックできています。

なかなか都合がつかないとは思いますが、医師とはいかないまでもやはり大幅なダイエットを行うのであれば定期的に専門家にチェックをして頂いたほうが良いと思います。
ただし、この場合の専門家というのはあくまでも医療関係や運動の専門家(トレーナーなど)のことです。

ダイエットビジネスには怪しい専門家がうようよいますので、財産や健康、果ては命まで失わないように気をつけてください。

なにごとも、ほどほどに、的確に。

↓↓↓ 続きます ↓↓↓

2021年5月23日追記~糖質制限のその後

この立ちくらみについての記事を書いたのが2018年の12月です。

その後記事の内容にあったとおり、糖質の制限をゆるくしていった結果、ひどい立ちくらみは解消されています。

しかし、2019年4月頃から体重が減らなくなってきたことで、およそ1年程度ダイエットの休止期間に入ります。

そして2020年3月、ダイエット再開にあたって糖質制限や脂質制限などの栄養素を限定した食事制限ではなく、カロリー総量全体を制限する方法を採用するにあたりました。

つまり、主食のご飯であろうがラーメンであろうが食べる。揚げ物であろうがスウィーツであろうが食べる。ただし、1500kcalという1日の設定摂取カロリーは必ず守るという方法です。

この期間のドキュメントはメニューの「シーズン3」にまとめてあります。

Road to 65 Season3 ~再起そして最後の戦い
2020年3月からのダイエットの足跡。長き停滞期に終止符を打ち、いよいよカロリー計算+筋トレの王道パターンでゴールを目指す。

これは大変な成果をあげました。

今までの人生で、糖質制限などのポピュラーな方法以外にも、胡散臭いもの含めていろいろなダイエット方法を試しています。

しかし最終的に私が出した結論は、何か特別な偏った方法ではなく、摂取カロリーが消費カロリーを超えないようにバランスの良い食事をすることが、もっとも効果的で健康的ななダイエット方法であるということです。

そこには怪しげなサプリも健康器具も高価な商材もありません。

それで今までで最も確実に、大きな成果がが出ています。

ご飯もラーメンもパンも(もちろん毎日ではありませんが)食べることがあります。ただ気をつけるの食べすぎないようにするだけ。

この方法を初めて以後、立ちくらみも一切ありません。

体重はきちんと減り続けています。

この記事にたどり着いた方は当然立ちくらみなどの症状が辛くて訪れているのでしょう。

そんな場合、一度原点に戻り、正しいダイエットについて考えてみてください。

それは決して遠回りではないのです。