213日目 88.0kg -32.0kg
つい先日病院へ行きました。ここ2年ほど2ヶ月に1度の割合で病院へ行っています。
いわゆる生活習慣病対策とでもいうのでしょうか、その都度血液・尿検査をしていろいろとご指導いただいております。
もちろん好きで始めたわけではありません。
喉がとても痛くてその病院に行ったのが始まりです。
診察前に待合の機械で血圧を測ってくださいと言われたので測ってみたところ、何度やってもエラーが出る。看護師さんがやってきて試すもだめ。
で、その看護師さんが今度はポータブルの血圧計を持ってきてもエラー。
これは血圧が測定の許容範囲を超えているのではないかということで、結局診察室にて昔ながらの聴診器による血圧測定をしていただいたところ、「多分200~220」とのこと。びっくりです。
そういえば血圧なんてここ何年も測っていなかった。
それ以前、最後に測ったのはいつだったか、前に書いた減量が成功して太り始めた頃だった。
その時は肺炎にかかり病院で血圧を測りました。すでに太り始めていたし、血圧も145程だったと記憶しています。
それが数年で200オーバー。 体重と同じで、チェックを怠ると行き着くとこまで行ってしまいます。
結局その時は、喉の診断はほどほどに、「あなた治すのはそこじゃないよ」ってことになりまして今に至ります。
2ヶ月おきに受診、検査、お薬もらって帰宅。
やってることは街の診療所でよく見る後期高齢者と同じです。
出してもらっている薬は、まずはもちろん降圧剤。これが2種類。
そして尿酸値を下げるお薬。実は痛風経験者です。
さらに高脂血症の薬も出されていたのですが、副作用らしき症状が出たため使用を中止。
朝のみで1日3錠です。以前多いときは8錠でした。
半分に減ったのは数値が改善してきたから。つまりダイエットのおかげです。
当初、降圧剤を2種類飲んでもやっと150台だった血圧が、1種類に減らし、さらに朝夕飲んでいたものを朝だけにした状態で、130台(下は80台)になりました。
目標体重の65kgまでいった暁には薬をやめられるんじゃないかと期待しています。
もっとも両親ともに高血圧、さらに祖母も高血圧だったので、今後も注意は必要だと思います。
他にも中性脂肪など、いろいろな数値が改善しました。
基準値 | 2018年 4月24日 (減量直前) | 2018年 12月25日 | |
体重 | 120 | 89 | |
γ-GTP | 10~47 | 124 | 22 |
LDL-コレステロール | 70~139 | 235 | 178 |
中性脂肪 | 40~149 | 324 | 82 |
尿酸 | 4.0~7.0 | 8.0 | 6.6 |
HbA1c(NGSP) | 4.6~6.2 | 6.3 | 5.3 |
もう有名な名前だらけなので皆さんご存知でしょうが、至極簡単に説明すれば、γ-GTPは肝臓の数値で高いと肝硬変や肝炎のリスクが高まります。
LDLコレステロール、中性脂肪は動脈硬化、尿酸は痛風のもとになります。
最後のHbA1cは血糖値の目安になる数値で、これが高いと当然糖尿病です。
ご覧のようにダイエット直前の私は糖尿病寸前の状態だったのです。
これらの改善は、体重の減少というか、そのための運動と食事療法のおかげとも言えるのですが、そもそもそれは体重を減らすためのことであり、結果的にはダイエットをしなければこの結果にはならなかった。
おそらく多くの人は見た目を気にしてダイエットを始める方がほとんどかと思いますが、適正なダイエットはそれ以上に体内をきれいにします。
おそらく寿命も伸びるでしょう。上記の状態を放置していたら私は数年後に死んでいたかもしれない。いや、もう死んでいたかもしれない。
目標体重を達成した頃には、通院も卒業できるのではないかと期待しています。
また、そうすることで、肥大する医療費の負担がこのだらしない男一人分だけでも節約できるのです。
あと、ダイエット開始以来、通院するたびに先生から「頑張ってますね」って言われるのがちょっとうれしい。
やはりいくつになっても褒められるとうれしいです。
褒められて伸びるタイプなんです、私。