カロリー計算はエネルギーの家計簿

ペンギンのそろばんで家計簿をつける
ダイエット120kg→65kg 39%→13% 目標達成

カロリー計算をするようになってからすぐに思ったのは、これは家計簿だなということ。

実は家計簿つけたことはないのですけど。

家計簿はおろか子供の頃のお小遣い帳だってつけたことはありません。

でも、入ってくる数字と出ていく数字を計算して管理する感じが家計簿みたいだなと思いました。
家計簿をつけたことはないですが、仕事で予算管理はしたことがあります。

決められた予算をやりくりするあの感じ、まさにカロリー計算です。

家計簿の場合、収入があって、そこから支出がマイナスにならないようにやりくりします。

ここの部分がダイエットの場合はプラスマイナスの概念が逆になってしまうのですが、そもそもカロリーというものを本来の生きるためのエネルギーと捉えるとしっくりきます。

食事をして体にカロリーを入れる。これはまさに収入です。

そして、生活をする上でカロリーを消費していく。これが支出になります。
収入が支出より多ければ貯金が出来ます。

体の場合はそれがぜい肉、つまり脂肪となります。

つまり太ります。

逆に摂取する以上に(労働や運動などで)体を動かしたりすれば、足りないカロリーを補うために蓄えていた脂肪や筋肉をエネルギーに変えて消費します。

貯金を切り崩すわけです。

赤字というやつです。

普通に、生きるために食事をするという発想のみならば、できるだけ貯金を減らさないように生活するのがよいのですが、ダイエットでは真逆の発想になります。

今度は貯金をどんどん減らさないとならないのです。

でも、なにか「貯金を減らす」という発想もなにかあまりポジティブでもないし、しっくりきません。

なので、もう一捻りしてみます。

1500キロカロリー以内=1500円のお小遣い制だと考える

1日の摂取制限が1500キロカロリーと決めました。

これを、1日1500円のお小遣い制だと考えてみましょう。

単位は円じゃなくてもドルでもリラでもよいですが。ようするに、与えられる予算だと考えます。

ですから、お小遣いでピンとこなければ、日給としたって構いません。

その1500という数字内でやりくりするということです。

この1500キロカロリー、ここでは「円」で例えます。1500円は食事をするたびに摂取したカロリー分減っていくわけです。
例えば、私が毎朝食べている「一本満足バープロテイン」のカロリーはおよそ200キロカロリーなので、200円の出費となります。

プラスコーヒーで20円(20キロカロリー)。

朝食で220円使ったことになります。

1500円-220円=1280円

この日はあと、1280円(キロカロリー)使える計算になります。

翌日にならないと新たに1500円はもらえませんから、この中でやりくりしなければいけません。
もし、赤字になってしまったら、つまり1500円(キロカロリー)を超えてしまったら、それは「脂肪」という「借金」となって帰ってきます。

私の場合、今の朝食は毎日ほぼ同じで220~250円(キロカロリー)。

そして、お昼ごはんで700円(キロカロリー)前後です。

そうすると夕食のために残っているお小遣い(カロリー)は500円くらいです。

この予算で夕飯を微調整します。筋トレをする日などは、タンパク質が不足しないようにプロテインを飲んだりするのでその分だけで100円(キロカロリー)分程度消費してしまいます。

残り400円のやりくりです。

この感じが、なにか予算管理とか家計簿の感じにとっても似ているのです。

一見、面倒くさそうでもあり、大変そうでもありますが、やってみると意外と楽しいです。

夕食時、食品成分表とにらめっこしながらスマホをポチポチして制限の1500を超えないように食べていく。

一通り食べ終わったらまだ予算が残っていたなんていう時は、ラッキーとばかりに一品足したりしちゃいます。

ただ、楽しいのもやはり結果が出ているからこそというのもあるかもしれません。

でも、この「カロリー計算」「カロリーコントロール」は絶対に結果が出るのです。

これは科学に基づくダイエットなので出ないわけはないのです。

怪しげな「〇〇ダイエット法」とかと違うのです。

しんどいな、めんどいなと思うのは最初だけです。

ごまかさず、嘘つかずにボチボチとカロリー計算していれば、わりとすぐに結果はでます。

結果の嬉しさ > ダイエットのしんどさ になればもう習慣になります。

いろいろやって駄目だった人、これはダイエットの終着点です。

是非やってみましょう。おすすめします。