半年で30kgの急なダイエットした結果がもたらしたもの

ガリガリバートンネルを抜けるぺんぎんさん
ダイエット120kg→65kg 39%→13% 目標達成

ダイエット開始からおよそ1年後、何が起こったのか

2018年5月に始めたダイエットもそろそろ1年を迎えようとしていた2019年4月、ブログ更新をしなくなったこの時期以後、体重がほとんど、というか全然減らなくなってきました。
この時期、私的諸事情により、時間があまり取れなくなったためにウォーキングの時間が取れなくなっていましたが、食生活の変化はなし。

あまり運動をしなくなったことが原因なのかとも思いましたが、結果的には運動はあまり関係なかったようです。
原因は単純なことのようでした。

摂取と消費のバランスがつり合い始めてしまったのだと思います。

ダイエット開始時の体重が120kg。この時点での体重がおよそ87kg。おかげさまで順調に体重を減らしていった結果、30kg体重を減らしたあたりから、取り込むエネルギーの量と消費されるエネルギーの量が近くなってきたのでしょう。
120kgを動かすエネルギーと87kgを動かすエネルギーでは、前者のほうがより多くのエネルギーを必要とするのは当然です。

つまり、当初、その大きな体を動かすのに必要であったエネルギーは、体重を減らすことで(今回の場合)30kg分のエネルギーが必要なくなりました。

今までは食事から得られるエネルギーが足りない分を脂肪を燃やすことで補ってきた体が、その必要がなくなってしまったわけです。
「基礎代謝」という言葉はダイエッターなら聞いたことない人はいないと思いますが、つまりは大きく体重が減ったことで基礎代謝量も減り、食事量と釣り合い始めたのです。

おそらく。

月平均体重減グラフ

上の図は体重が減った量の月間平均を記録したものです。起点となる日から30日後の体重の増減値の変化をグラフにしています。
見てわかるように多少のギザギザはあるものの、グラフは完全に右上がりで、体重の減少量が徐々に減っていっているのがわかります。
7月には一時期5kg以上体重が減っている時期がありますが、2019年に入るとどんどんその減少量は小さくなり、最終的には天井に張り付いています。

体重が減らなくなっているのです。

ではここからさらに体重を減らすにためにどうするか?

それはもう簡単なことです。ダイエットの基本原理は算数ですから、入る量を出る量より減らせば良い。
つまり、今よりさらに食事量を減らすか、あるいは運動負荷を高くして消費量を増やすか、またはその両方を行うか。

やるべきことはわかっているはずだったのですが、結果的にその後、2020年3月初頭までのほぼ1年ほど体重を減らすことはできませんでした。

それは、この時点でモチベーションがかなり下がっていたこともあるのですが、それまでほぼ順調といえたダイエットをここでいったん見直す必要があると感じたからです。

1年間で32kg減らした体に起こった変化

100kgを超えるような体重の人が急激なダイエットをしたときに悩ましい問題が「皮余り」です。

私の場合も1年で30kg超、というか、ほぼ半年でそれをしたがため、皮がダルンダルンになってきました。

特に下腹部。それはもうひどいもので、ジャンプをすると余った皮がパチンパチンと音を立てます。
加えて、鏡を見ていて気になることがありました。
だいぶ筋肉が落ちている。特に気になったのは上半身、胸の部分です。

腹回りにはまだ贅肉たっぷりだというのにうっすらとあばらの線が確認できる。

なにかもう、餓鬼のような、くたびれたおじいちゃんのような体になってしまいました。

今回大型ダイエットを始める時点の体重は120kgなわけですが、そこまで太ってしまう以前はおおよそ80kg代後半~90kg代前半の体重で長いこと生活しておりました。

その間、力仕事をちょこちょことこなしていたこともあり、どちらかというといわゆる「固太り」「ガチムチ」というような体型でした。

皮下脂肪の下にそれなりの筋肉がついていた状態・・・だと思っていたのですが、少なくとも上半身はこの時点で筋肉がごっそりなくなっていました。
もちろん今回のダイエットだけではなく、それ以前、つまり120kgまで太っていった時期にあまりにも体を鍛えなかったので、年齢を重ねたこともありどんどん筋肉が落ちていたのでしょう。

ダイエット中の餓鬼

これまでのダイエット、ウォーキングなどの軽めの有酸素運動とゆるゆる糖質OFF食事制限を併用した方法では、もし幸運にも体重を減らすことはできても、最終的にとても無残な体になってしまうのではないか。それは見た目にも、健康的にも。

シーズン1終了。シーズン2突入。

というわけで、ここで一旦体作りに重点を置くこととしました。

もちろん、体重が増えてしまってはいけないので、最低限体重を維持するのは絶対です。

で、このプランは実際にこのあと2019年9月頃から2020年3月まで続きます。この間、体重の変化はほとんどなかったのですが、体は確実に改善してきました。

この時期のおよそ半年を「Road to 65 Season2」としてご紹介していきたいと思います。

続く。