アマゾンのログイン画面そのままのフィッシングサイト誘導詐欺メール
受信日時 : 2021年2月9日 / 2021年2月10日
送信者 :ts3card.com<secure@ts3card.com>/amazon.co.jp<secure@amazon.co.jp>
件名 : Your account has been suspended !
本文 :
amazon.co.jp
ログイン
Eメールまたは携帯電話番号
パスワード
次へ進む
続行することで、Amazonの利用規約およびプライバシー規約に同意するものとみなされます。
お困りですか?
Amazonの新しいお客様ですか?
Amazonアカウントを作成
なんというか、いわゆるリンク先のフィッシングサイトに誘導するタイプの詐欺メールなのですが、いろいろとツッコミどころ満載です。
トップ画像をご覧になるとわかるように、メールにただただアマゾンのログイン画面が貼り付けてあるだけ。
こちら、1枚の画像ですので、入力窓とか全然関係ありません。当然入力スペースに文字など入力できませんし、メールのどこをクリックしてもフィッシングサイトへといざなわれます。
また、タイトルの英文以外、メール内には一体受信者に何が起こったのかの一切の説明もありません。
この状態で(おそらくはうっかりクリックして偽サイトへ向かう人は一定数いるとは思うものの)、向かった偽サイトで個人情報を入力する人がいるとはとても考えられないのですが、きっと少なからずいるのでしょうね。
今でもコンビニでプリペイドカードを大量買いする特殊詐欺被害者があとをたたないようですし。
さらにこのメール、なんと1通目の送信者名が「ts3card.com」でアドレスも「ts3card.com」です。
アマゾンのログイン画面を送ってきていながら、送信者はトヨタ系カード会社。
内容と送信者がバラバラな迷惑メールはたまにありますが(楽天アドレスからアマゾンの内容メールとか)、適当にテンプレートをいじりつつ大量送信しているせいでわけがわからなくなっているのでしょうか。
翌日訂正して送られているのもちょっとおもしろいです。
何れにせよ、相手にしないで削除してください。
こういった1枚画像ものは誤ってクリックすることもあるかと思いますが、個人情報をその先で入力しなければ被害は大体は防げます。
まれに、サイトを訪れた途端に侵入を試みてくる悪質なサイトもありますが、それを防ぐためにもPCをお使いの方はセキュリティソフトなどでの対策を必ずとるようにしてください。
被害があってからでは遅いです。
以下の記事で、アマゾンから来たというメールが本物かどうか、見分ける方法の一例をご紹介しています。よろしければ御覧ください。