楽天を装ったフィッシング詐欺メール
受信日時 : 2021年11月20日
送信者 :Rakuten <no-reply@rakuten.co.jp>
ReturnPath:<arnazon-account@one6no.asia>
件名 : 【緊急のお知らせ】あなたからのご返事をお待ちしております
本文 :
Rakutenお客様
私たちは残念ながらあなたに知らせます あなたのアカウントが更新できなくなりました。あなたが結びつけたカードの期限が切れていませんか?
理由はいろいろありますが、より良いサービスを提供するために、楽天のホームページでアカウントを確認してください。
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なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。
パスワードを変更した覚えがない場合は、至急(02)-2508-8181までお電話ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
© Rakuten Group, Inc.
久しぶりに楽天タイプの詐欺メールです。
このデザインのタイプの楽天詐欺メールはものすごく細かくメール本文を変更してしつこく何度も送ってきています。微妙に変えるのがちょっと気持ち悪いです。
私の勝手な印象ですが、アマゾンやビッグローブなどの名を使った詐欺メールと比べて楽天名義の詐欺メールはより日本語が不自然である印象です。データはありませんがあくまでも印象です。
今回のもメール本文の出だしがおかしな日本語になっています。
送信者アドレスは偽装されて楽天のものっぽくなっていますが、エラー送信先のReturnPathのアドレスがちょっと変わっています。
「arnazon-account@one6no.asia」ドメインが「.asia」ドメインで、その時点でもう変なのですが、それよりもユーザー名がおかしいです。
「arnazon」
あるなぞんってなんですか?あきらかに「amazon」の読み間違いを狙っている文字列です。ものまねタレントやブランド品の偽物のようなネーミングです。
これはおそらくアマゾンの名を使った詐欺メールを出したときの使い回しアドレスなのではないでしょうか。きっとそうでしょう。
本文のリンク先も当然本物の楽天であるはずもなく、もしもリンク先で個人情報の入力などしてしまったら全部詐欺グループに筒抜けになってしまうので決してしないようにしてください。
以下の記事で、本物の楽天から来たメールと偽物のメールの違いの一例をご紹介しています。よろしければ御覧ください。