シチューが大好きです。カレーも大好きです。ハヤシも。
つまりあの手のものが大好きです。白くてとろとろした料理が大好きです。
日本中大好きだと思います。あまり、苦手だという人は見たことがありません。世界は知りません。
しかしダイエット中はやはり控えなければいけません。だってあれは炭水化物だから。
インドカレーはさておき、日本風のカレーとかシチューとかはそこそこの量の小麦粉を使っています。
言われてみればその通りなのですが、意外とその部分盲点になってる人もいるのではないでしょうか。
ダイエット中だから食べないというと、「何で」という人が結構多いです。説明すると理解するのですけど。
多分、スープの1つみたいに捉えていて、水分だから大丈夫でしょ、と思っていると思われます。
シチューやカレーに限らず、とろみ成分があるものは疑っていいと思います。中華料理のとろみは小麦粉でなく片栗粉の場合が多いですが、これもやはり炭水化物。
「とろみを見たら敵と思え」
ダイエット中の鉄則です。
でも、好きなものの中でもかなり上位にくるこの手の料理。ああそうだ、グラタンもそうだ。ドリアもそうだ。つまりはホワイトソース系。あれも小麦粉。
カレー、シチュー、グラタンで連想ゲームしたら答えは「デブ」じゃあないですか。
そんな好きなものを長い間食べられないのはとても辛い。
ではどうするか。
似たようなものを作りましょう。
シチューに見えて、シチューっぽい味のものを作ります
ダイエット中の代替レシピはクックパッドを開けばそれこそ星の数ほどでてきますが、これは全くの自己流です。
これはダイエットだから、というよりも、例えばルーが無かったりしたときに、今まででもやっていたやり方です。
豆乳を使います。
今回は豆乳ですが、牛乳でも構いません。
でも豆乳使ったほうが何かダイエットっぽくありませんか。
なんとなく。
あと、牛乳よりも豆乳のほうが脂肪分が少なかったりと、ダイエットに向いているかもしれません。
大差はないのであくまでお好みで。
極限までカロリーを減らしたい人は豆乳、それも調整豆乳のしかも糖質制限のものもありますので、ぜひそれを。
今回のメイン食材はこちら、業務スーパーで買ったミートボール。
肉団子ではなくてミートボール。
業務スーパーには「肉団子」という商品もあるのですが、正直食べた感じそんなに差はありません。
加熱済み商品なので、簡単に使えます。
味は下味程度しかついていませんが、極端な話、チンするだけでも食べられます。
このミートボール、そのまま煮込んでも構わないのですが、正直価格相応でそんなに美味しくありません。
そこで、料理に使う前に、オーブントースターやグリルで表面を1度カリッとさせると全然食感が変わって美味しくなります。
手間を惜しまないのであれば試してみてください。
今日の食材は実は玉ねぎとミートボールのみ。
ごめんなさい。冷蔵庫に何もなかったのです。
お好みでいろいろ足してください。
でも間違ってもじゃがいもとか入れないようにしましょう。
だったら小麦粉だって使えばいいって話です。
これはあくまでもダイエット用でですから。
具材を炒めたら豆乳入れて味付けして軽く火を通します。
グツグツ煮込む必要はありません。
玉ねぎがお好みの硬さまで茹で上がれば食べごろです。
だけど、あまりグツグツしていると豆乳が泡を吹きますので、そのあたりは豆乳を投入前の炒め時間で調整してください。
味付けは今回も上湯スープを使いました。中華調味料ですが、コンソメとか使うよりむしろシチューっぽくなります。
実はこのあと料理に集中しすぎて写真を取るのを完全に忘れてしまいました。
大失態。
小麦粉を使わないシチューにトロミ成分を足すための重要な工程です。
溶き卵を中火でゆっくり回し入れて、玉にならないように混ぜ合わせます。
そう、カルボナーラを上手に作るときの容量です。
ただ、ここもお好みです。
あの、白身の固まったのが残った感じが好きな方は、多少適当にぐちゃぐちゃかき混ぜてしまっても良いです。見た目美しくはないですが。
さらにお好みでナチュラルチーズをふりかけて、溶けるまでこれも混ぜます。
カロリーや脂質を気にする方は止めておきましょう。
ただ、チーズも多少足すと、トロミ成分の代わりになります。
出来上がりです。
シチューというかグラタンというか、少し卵がダマになりましたが、いかにもそれっぽいものが出来たのではないでしょうか。
映えは別として。
味はもう完全にシチューです。
保証します。
黙って出せば特に違和感はないでしょう。
ついでにこちら、別の日に作ったバージョンです。
こちらのほうが美味しそう。そして実際に美味しかった。
違いは具材だけです。豚肉の薄切りと刻みネギを使っています。
これ本当に美味しかったです。
どうでしょうか。グツグツ煮込む必要もないし、非常に簡単に作れます。
具材次第でいろいろなバリエーションが作れます。
また、一人分だけとか、少量作るのにも便利です。
ぜひお試しください。