アマゾンを装った詐欺メール
送信日時 : 2019年12月22日 / 2020年7月4日 / 2020年7月13日 / 2020年7月27日 / 2020年8月5日 / 2020年8月8日 / 2020年8月12日 / 2021年1月6日 / 2021年2月25日 / 2021年8月2日 / 2021年8月16日 / 2021年8月28日
送信者 : Amazon.co.jp <account-update@amazon.co.jp><admin@serengeti.co.za><no-reply@amazon.co.jp>
ReturnPath:<mail@service020808.buzz><amozon@zsvjdoc.cn><kefu@j3d80c.cn><kefu@j3d80c.cn><kplay3@royer52.legendsenthusiaste.top>
件名 : 【重要】Аmazon. co. jp にご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)の確認 / Amazonアカウントの使用は制限されています
本文 :
Amazon.co.jp プライム
Amazonお客様
Аmazon に登録いただいたお客様に、Аmazon アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。
アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。
Amazonログイン
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。
お知らせ:
パスワードは誰にも教えないでください。
個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Аmazon
内容的にはよくあるタイプの、アカウントに不備があるのでメールのリンク先から個人情報を入力してくれという典型的なフィッシング詐欺メールのamazonバージョンです。
しかし、このメールはドメインが偽装されていて、送信元アドレスが「****@amazon.co.jp」となっています。うっかり本物のamazonからのメールと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本文書き出しの「Amazonお客様」の一発で詐欺メール確定なのですが、こういうメールは受信者が不安に思う部分をついてきますので、うっかり騙されてしまう方も少なくないでしょう。
実際に、クレジットカードの期限切れなどで支払いがストップすることもあるわけですが、こういう場合に詐欺に引っかからないためにする第一歩はただひとつ、まずは静かにこのメールを閉じてください。
ゴミ箱行きでも構いません。
そして、普段ご自身が通常行っている手順で、該当サイト(おそらくはブラウザのお気に入りから入られているのではないでしょうか)へのログインを行って下さい。そこで、自分のアカウント情報を確認し、以上がないかどうかのチェックをお願いします。
絶対にしてはならないのは、メールのリンク先で個人情報を入力してしまうこと。
ちなみに上記メールのリンクボタンを押すと下記の画面が表示されます。
すでに、Google Safe Browsing によってブロックされている詐欺サイトです。
この場合は良いですが、まだ立ち上げたばかりの詐欺サイトの場合は情報がなく、そのまま保護ソフトでもスルーされてしまいます。
一番の対策として、まずは絶対にメールのリンクボタンを押さないこと。絶対に個人情報を入力しないことです。
2021年1月6日追記
久しぶりにこのタイプのメールが届いたと思ったら、送信元ドメインがまさかの南アフリカ共和国の国別ドメイン。
だから何ってこともないのですが、新鮮だったので。
以上です。