未来から届いた三井住友銀行を騙る詐欺メール
受信日時 : 2020年6月13日 / 2020年6月22日 / 2020年6月24日 / 2020年6月29日 / 2020年7月20日 / 2020年8月4日 / 2020年8月10日 /2020年8月15日 /2020年8月20日 / 2020年9月1日 / 2020年9月7日 /2020年9月10日 / 2021年2月8日 / 2021年2月19日 / 2021年5月7日 / 2021年8月26日 ※送信日時2036年2月5日
送信者 : smbc.co.jp <secure@smbc.co.jp><blocked@smbc.co.jp>
件名 : Your card has been blocked ! / Your card has been suspended ! / クレジットカードが停止されました!
本文 :
SMBC
親愛なるお客様、
>クレジットカードの確認で問題が検出されました。
>セキュリティのため、クレジットカードの一次性をロックしています。
>カードの安全性を再度使用するには、いくつかの情報を確認する必要があります。
ここをクリック
>この問題が24時間以内に解決しない場合、不正に使用される可能性があるため、クレジットカードを永久にロックする必要があります。
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三井住友フィナンシャルグループ 三井住友銀行
三井住友のSMBCカードからのメールを装うフィッシング詐欺メールです。
件名が英文なのは、演出意図なのか翻訳し忘れたのかはわかりません。
送信日が今から16年後になっています。もうめちゃくちゃです。この時点で詐欺メール確定です。
※2020年9月追記
タイトルが「Your card has been suspended !」となっているパターンを受信しました。意味は同じです。
※2021年2月追記
タイトルがとうとう日本語になりました。「クレジットカードが停止されました!」親切ですね。
本文は画像1枚になっていてテキストがありません。中にリンクボタンのように見えるものは関係なく、全体の画像そのものが詐欺サイトへのリンクです。
つまり、メーラーを開いていている部分の一部でもクリックすると詐欺サイトへ誘導されます。
送信アドレスが偽装されており、ドメインがReturn-Pathともに「smbc.co.jp」となっていますが、こういった偽装も多いので注意して下さい。
三井住友銀行のサポートページの説明によると、本物のメールには電子署名が付与されています。
電子署名はメーラーで確認できます。下の画像は、過去に受信した三菱UFJ銀行からのメールのものですが、ご覧の通り。
これは古いものなのですでに期限切れで無効になっていますが、メールを受け取ったときは有効でした。
今回のメールの電子署名を表示させようとすると、
このような表示になります。
送信元だとされている企業が電子署名をつけていると言っているのに電子署名が存在しない時点でこれは偽物ということです。
迷惑メールもいろいろな方法を使ってきますので少しでも怪しいメールは信用しないで下さい。