珍しくスタイリッシュ(風)なアマゾンを装った詐欺誘導メール
受信日時 : 2020年9月14日 / 2021年11月19日
送信者 :Amazon.co.jp<amazon.co.jp@rcpt-impgw.biglobe.ne.jp><no-reply@amazon.co.jp>
ReturnPath:<sxz@omw.me><service@xmtxfya.cn>
件名 : Amazon Services Japan アカウント所有権の証明(名前、その他個人情報)の確認 / 異常は更新待ちです
本文 :
Amazon お客様
Amazonチームはあなたのアカウントの状態が異常であることを発見しました。バインディングされたカードが期限が切れていたり、システムのアップグレードによるアドレス情報が間違っていたりして、あなたのアカウント情報を更新できませんでした。
リアルタイム サポートをご利用ください
お客様の Amazon アカウントは 24 時間 365 日対応のサポートの対象となっておりますので、Amazon サポートチームにご連絡いただければ、アカウントの所有権の証明をお手伝いします。
お客様の Amazon アカウント
アカウント所有権の証明をご自身で行う場合は、Amazon 管理コンソールにログインし、所定の手順でお手続きください。アカウント所有権の証明についてのヘルプセンター記事も併せてご参照ください。
状態:
異常は更新待ちです
所有権の証明
数日以内アカウント所有権をご証明いただかなかった場合、Amazonアカウントは自動的に削除されますのでご注意ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Amazon チーム
アマゾンのアカウント異常を装ったフィッシングサイトへの誘導メールです。ごくありふれた、手口、内容のものですが、この文章・レイアウトのものは(私は)初めて受け取りました。
小綺麗にまとめられている感じで、文章もまるで某東京都知事が好みそうな横文字言葉を多用して、それっぽくしています。
ReturnPathが怪しいアドレスだったので「me」ってなんのドメインだろうと思って調べてみると、なんとモンテネグロに割り当てられておりました。
送信エラーの通知先が何故かバルカン半島。かつて世界の火薬庫といわれたところへはるばると。不思議です。
いつものことですが、メール内のリンクには触れないようにしてください。できればメールはすぐに削除してください。
以下の記事で、アマゾンから来たというメールが本物かどうか、見分ける方法の一例をご紹介しています。よろしければ御覧ください。