ソイミートで低カロリーキーマカレーを作ります

ソイミート ダイズラボ ダイズのお肉でヘルシー 野菜と炒めるだけきのこのキーマカレー

肉の代替食材ソイミート

ソイミートって知っていますか?

ソイ(大豆)ミート(肉)

つまり、大豆を使って肉っぽく作った食材です。

割と昔からあるものですが、以前はどちらかというとベジタリアンや宗教上の理由などでお肉が食べられない方、さらにはアレルギーを持つ方たちがよく用いていた食材です。

私もかなり前、20年くらい前でしょうか、たまたま入った飲食店が代替肉を出すお店だったので、食べてみたことがありました。

その時は確かソイミートのカツでしたが、正直美味しいといえるようなものではなかった記憶があります。

そんな、良いイメージのなかったソイミートですが、最近久しぶりに食べる機会がありました。

私このダイエット中、たまにモスバーガーの「菜摘」シリーズを食べるのですが、その中にソイミートのパテを使ったメニューがあります。

菜摘じゃないバンズを使った普通のハンバーガーの方もあるのですが、両方試してみたところ、とても美味しかったのです。

通常のパティを使ったものと比べると、濃厚さでは劣るものの、むしろさっぱりとしてとても食べやすかったのです。

最近では、先に述べた理由以外にも、脂質の少なさからダイエット食品としても注目されています。

私が以前食べた頃からかなり時代も下っており、きっと研究開発も進んだのでしょう。

かなり美味しくなっているようです。

そんな折、近所のスーパーで変わった商品を見つけたので試してみることにしました。

マルコメダイズラボ きのこのキーマカレー

ソイミート きのこのキーマカレー

お味噌でおなじみ、マルコメのソイミートキーマカレー。

お味噌で培った大豆のエキスパートらしい商品です。

入っているのはカレーの素とソイミートだけです。

ソイミート きのこのキーマカレー

パッケージに「きのこのキーマカレー」と書いてはありますが、きのこ要素はありません。

よくある「自分で用意してください」タイプのやつです。

ですから、別にきのこじゃなくても構いません。好きなものを入れればよいわけですが、キーマカレーときのこの相性はとても良いので、ここは素直に、特に料理がそんなに得意ではない人は大人しくきのこを準備しましょう。

きのこの種類は好き好きで。

このパッケージを開けた段階で気づきました。

中にはいっている「大豆のお肉」つまりソイミートですが、これは単体で売っている商品です。

この「大豆のお肉」だけでお店に並んでいます。

こちらはミンチタイプですが、たしか、板状に固めたフィレタイプも見かけたことがあります。

これはその単品の商品を、すぐに使いやすいようにカレーペーストとセットにしたもののようです。

マルコメさんのホームページで商品情報を確認してみたところ、他にもガパオライスや麻婆豆腐などのセット商品があるようでした。

マルコメ ダイズラボ製品(https://www.marukome.co.jp/product/daizu_product/all/all/)

なにはともあれ、今回はこの「キーマカレー」です。

商品全体とソイミート単体の栄養成分表がこちらです。

ソイミート きのこのキーマカレー
キーマカレー 成分表
ソイミート きのこのキーマカレー
大豆のお肉 成分表

キーマカレーのセットが2~3人分で計234kcal。

できあがった1人分が175kcalというのは、おそらく、材料として足す分の玉ねぎ・きのこ・油のカロリーを加えたものとなっているのだと思われます。

2~3人分で234kcalならば、本商品のみでの1人前では78~117kcalとなるところ、少し増えてしまっているのは炒める際に油を使っているのが大きいのではないでしょうか。

油は使わなくても大丈夫です

カロリーをグッと減らしたいのと、脂質をできるだけカットしたいので、炒める際に油を全く使わないことにしました。

もちろん、お鍋が焦げ付かないようなもの(コート加工)を使用してください。

ソイミート きのこのキーマカレー

きのこと玉ねぎのみじん切りを炒めます。

きのこは今回しめじ。冷凍物です。

たまねぎ1個としめじ50gほど。

ソイミート きのこのキーマカレー

ソイミートです。

もちろん、生のひき肉に寄せた感じではなく、火の通ったひき肉のような作りになっています。

見た感じはまったくそぼろ肉です。

ソイミート きのこのキーマカレー

アップにしても全然違和感はありません。

むしろアップにしたほうがひき肉っぽいのではないでしょうか。

ソイミート きのこのキーマカレー

先ほどのたまねぎ&きのこを炒めたところに、このソイミート「大豆のお肉」を全部入れます。

きのこなんかはすぐに火が通りますが、玉ねぎは自分の好きな食感に合わせて炒め時間を調節してください。

油を使っていないので、見た感じパサパサ感はありますが心配しなくても大丈夫です。

ソイミート きのこのキーマカレー

このソイミートは生肉とは違いますので、しっかりと炒める必要はありません。

温める位の感覚で炒めてください。

軽く炒めたら、添付のカレーペーストを全部投入します。

むらの無いように炒め合わせたら、もう完成です。

味付けは、このカレーペーストのみ。

調味料は一切使わなくても構いません。

ソイミート きのこのキーマカレー

ごはんは今回はこちらです。

サトウのごはんではなくてCGCグループのごはん。

180gで254kcal。

毎日ごはんを食べるわけではないので、最近はあまり炊かずにパック飯を使用することが多いです。

あと、私以外の家族が五穀米とか麦入り飯とか炊いて食べるのですが、それが苦手なので、私はもっぱらパック飯。

ソイミート きのこのキーマカレー 完成品

完成品。

ソイミートときのこのキーマカレーライス。

ほうれん草とベーコンのスープ(クノール)を足してみます。

これで作った分の半分です。

ごはん、スープと合わせて1人前わずか426kcalです。

残った分は夕ご飯に回します。

美味しかったです。

本物のお肉ではないという違和感はまるでなし。

食通でもなければ黙って出されたらきっとわからないレベル。

強いて難をあげれば、少し塩気が強いような気がします。

辛さではなくて、塩味。しょっぱく感じました。

ごはんと合わせることを考えてわざとそうしているのかもしれませんが、そこはちょっと残念です。

ペーストの量を減らしてしまうと今度はカレーそのものまで薄くなってしまいますので難しいところですね。

2食分に分けて食べているので、3食分に分けて食べればご飯と合わせたときに丁度よい塩味になるのかもしれません。

今回まったく油を使いませんでしたが、添付のカレーがペースト状ということもあり、炒めた後は適度なしっとり感はちゃんとあります。

決してパサパサにはならないので大丈夫です。

もちろん、油を使いたい方は使ってください。

ただし、油は食材の中でも当然もっともカロリーが高いものの1つでもあり、わずか大さじ一杯で100kcalを超えます。

ダイエット中に全く油を取らないというのも、もちろん身体にはよくありませんので、そこは自分の体調やダイエットの進捗状況に合わせて判断してください。

さて、お腹も満たされました。

鶏むね肉とソイミート、どっちにする?

このマルコメのソイミート、そこかしこのスーパーで普通に買えるようですので、ぜひお試しください。

価格は100g入でおおよそ200円前後です。

これはミンチで比較すると、合いびき肉と同じくらいの価格でしょうか。

おなじように高タンパク低脂質である鶏ムネ肉とと比べると、若干コストパフォーマンスで劣ります。

ただ、食べた感じでいうと、こちらは豚肉に近い感じで意外と食べごたえはあります。

鶏ムネ肉を炒めたときのパサパサ感も今回は感じられず、あくまでも個人の好みの問題もあるでしょうが、私はこちらの方が美味しく感じました。

大容量パッケージとかがないようなので、大量に調理するような場合には不向きかもしれません。

賞味期限は私が買った商品は、その時点で3ヶ月ほどの期間があり、買い置きもできるのでそこは普通のお肉にはない利点です。

最終的には味の好みの問題になるかと思いますが、その判断を下すためにも一度試してみてはいかがでしょうか。