The end of Road to 65 ~ フィニッシュライン

登頂に成功して御来光を眺めるぺんぎんさん

2021年6月18日午前7時30分

いつものようにベッドからもそもそと這い出て眼鏡をかける。スマホと夜の水分補給用においてある水筒を持って2階の寝室から1階のリビングへと降りていく。

寝間着代わりの短パンだけを脱ぎ、Tシャツとパンツ1枚で便座に座る。小水だけなのだけれど、痩せてからは座って用を足している。おかげでトイレは以前よりちょっときれいに保てている。

用を済ませたのちスマホのカメラを起動して、洗濯機と壁の隙間に立てかけてあるTANITAの体組成計BC-315を床に置いた。

さあ、体重測定である。

昨日の体重は65.15kg。ここまで2度3度とゴール直前で跳ね返されている。最初のときなどは調子に乗って「前夜」などというブログ記事まで書いた。うかれていた。

今度はどうか。

体組成計に乗る前に、脇の洗面所の鏡に一瞬目を移す。うん、むくんでないな。水分過多ではなさそうだ。でも、もう一度自分に言い聞かせる。「調子に乗るな」今回またダメでも焦りは禁物。1日2日とゴールが延びるだけ。時間の問題なのだ。

そして。

64.85kg TANITA BC-315

64.85kg。

65kg – 150g。

達成しました。ゴールしました。

1121日間の長い旅が終わりました

2018年5月24日、その時点で体重120kg、体脂肪率39%だった私の身体は体重64.85kg、体脂肪率13.8%になりました。

3年と25日間。途中うるう年を1年挟んでいるからざっと1121日間。

長い。長かった。

特に途中1年近く全く進展しないときはどうしようかと思った。でも諦めなくてよかった。本当に良かった。

55kgですから1121日で割ると約49g。

もちろん、1年近くのお休み期間があったので単純な平均値ではないですが、それでも1日わずか50g足らずの積み重ねがこんなに大きな結果を生み出しました。

このブログではダイエットの進行状況や結果については、きちんと算数をして検証するのがいわば肝になっていますが、それはまた別の機会にしておきます。近いうちに。

きょうはただただ感慨に浸りたい。

今後のプラン

今日でひとまず大型ダイエット「Road to 65」はゴールしたわけですが、ブログについてはまだまだ続きます。

上で書いたように、数字的な検証や様々な反省点、今後もこの身体をきちんと維持するための対策を含めて、まだまだやることは終わりではありません。

また、ホントのところ、65kgに到達したら、更にその先の60kgを目指してみようかとも実は考えていたのです。

理由は単純。元の体重が120kgですから、60kgといえば半分です。体重を「半分」にしたってなると、なんとなく面白いではないですか。

もちろん65kgでも終盤に苦戦していたのに、60kgとなるとさらに無茶をしないといけなくなりそうですが、とりあえず一旦60kgまで無理をしてでも落として、その後また65kg近辺まで戻そうかな、なんて考えていたのです。

「体重が半分」の称号を得るために。

でもその計画はとりあえず保留です。ダイエットはしばらくお休み。

何故なら、8月に心臓手術をしなければならなくなったから。

そんな無茶をしている場合ではなくなりました。

これから手術の期間までは、なによりも体力アップ、維持が最優先事項です。

まさか最後の最後にこんなクリフハンガーが現れるとは思いもよりませんでしたが、それはそれで面白いではないですか。

さあ、今日は金曜日。あと土曜、日曜は今まで通りの食生活を続けます。

ゴール翌日にまた体重が増えちゃっては気分が悪いですからね。2日間はウイニングランです。

このまま手を振りながらトラックを2周します。

そして月曜からは、摂取カロリー2000kcal程度まで引き上げて日常生活に戻ります。

もちろん、毎朝の体重測定をおこたらず、体重67~68kg、体脂肪率15%を上限として、そこを超えないように体重管理を続けようと思います。

今日はこれからコロナワクチンを打ってきます。

手術に備えるためです。

そのあと、ソフトクリームだけ食べて来ます。

ぷちお祝い。