お米を使わずに恵方巻(太巻き)を作る

鬼は内、福は外

節分です。

表題は間違えたわけでもなく、ひねくれているわけでもありません。
山形県には同様の民話もあるようですが、それでもなく、

「鬼は内にあり、福は外にあり」

うまくいかない原因は自分の中にある。

物事をうまく進めるためには外側へ目を向けて内にこもらないようにしよう・・・という、ダイエット成功のための秘訣です。ダイエットに限った話ではありませんが。

そんなこんなで節分です。

私の子供の頃は節分というと「豆まき」と「鬼」と相場が決まっていたものですが、いつ頃からでしょうか、昨今では恵方巻き一色です。

なにやらバレンタインと並びビジネス臭プンプンです。

販売ノルマや大量廃棄なども社会問題化して節分そのものというか恵方巻きが独り歩きしてる感もあります。

とはいうものの、やっぱり食べたくなってしまいます。

恵方なんてどっちでも良いからパクっとかぶりつきたい。

昨年は手巻きパーティと洒落込んでオリジナル恵方巻きを楽しんだのですが、今年はダイエット中、糖質制限中ということで食べられません、というか食べていけません。

なので、今年はダイエット用のオリジナル恵方巻きを作ります。

このはんぺんを使います。

紀文の白はんぺん「雪の華」
ふわふわで美味しいはんぺんです。

今回以外でもダイエット中、いろいろと利用しています。

はんぺんについては、ダイエットに最適という意見もあれば、はんぺんは太る、という人もいて賛否両論あるようですが、私の見解としては「あり」

単純に「ご飯食べるよりはるかにマシだろ」ということです。

お茶碗1杯のカロリーがだいたい250kcal程度。含まれる炭水化物がおよそ50g。

今回使用したはんぺんは、成分表によると1包110gのカロリーが93kcal。炭水化物が14.8g。お米に対しておよそ3分の1以下。

タンパク質はお米の4gに対して7.3でこちらはおよそ倍近く。

単純に成分表の数字だけでは語れませんが、ダイエットのための食品といってもいいのではないでしょうか。
完全に糖質を制限するようなダイエットの場合は、このくらいの炭水化物など絶対ダメなのでしょうが、私の緩やか制限ダイエットでは全然OKです。
以前にも書いたとおり、これだけ長いダイエットを続けるとなると、ある程度の糖質も摂取しつつやっていかないと体に変調をきたします。

それでは調理を始めましょう。

潰します。

綿棒でゆっくり潰して伸ばします。

違う、麺棒。

綿棒では伸びません。

ゆっくりやらないとばらばらになるので丁寧に。

これが酢飯の代わりになります。

うっかり、海苔を買ってくるのを忘れてしまいました 。

だからというわけではないですが、玉子を焼きます。

薄焼き玉子。

ちなみに海苔があっても間に薄焼き玉子を挟むと美味しさUPです。

ただし、カロリーもUPしますのでお好みで。

巻き簾の上に、薄焼き玉子、のばしたはんぺんの順に置きます。

レタス乗っけます。

味付けにマヨネーズとオタフクソース。

ほどほどに。

具は、お惣菜のエビフライと串カツ(もちろん串から抜いてます)

ご飯抜いてる割には揚げ物ガッツリです。

そこは自分に甘いのです。

具材はお好みでチョイスしてください。

ストイックを極めるのならば、油ものは避けましょう。

でも太巻きと揚げ物の相性は抜群です。

巻く。

巻けた。

結構きれいに巻けた。

断面はこんな感じです。

いまどきのインスタ映えとは程遠い絵面ですね。

しかも、ちゃんとお皿に盛りつけた画像を取り忘れるという、食レポにあるまじき行為。

なにをやっているのでしょうか。

でもね、食べてみたら美味しい。とても美味しい。ものすごく美味しい。

フワッフワで美味しい。

ある意味酢飯の恵方巻きより美味しいかも。
ダイエットしていない人はおかずにもいいかも。

簡単にできるので興味ある方は試してみてください。